うるるんロギー名作ADV『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』フルリメイク化決定！グラフィック、音声は一新！

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名作ADV『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』フルリメイク化決定！グラフィック、音声は一新！

『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がフルリメイク化！MAGES.より発売決定！

『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』情報公開しました！あの名作がフルリメイクで現代に蘇りますヽ(*ﾟдﾟ)ノ→　http://t.co/jUeMkNGJkX
— 志倉千代丸 (@chiyomaru5pb) 2014, 12月 29

「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」公式サイト

エグゼクティブプロデューサー：志倉千代丸氏
プロデューサー：浅田誠氏
脚本：菅野ひろゆき氏
キャラクターデザイン：凪良氏

■『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』とは
菅野ひろゆき氏（当時のペンネームは剣乃ゆきひろ）が企画・脚本・ゲームデザイン・総合プロデュースを担当し、
エルフにて開発販売したSFアドベンチャーゲームである。

無数に存在すると言われる並列世界を渡り歩き、隠された謎を解くことがゲームの目的である。並列世界はSFの題材としてはなんら珍しくないが、物理、数学、哲学、歴史、宗教の知識を元に作られた独特の世界観は多くの支持を得た。特に名高いのがA.D.M.S（アダムス、オート分岐マッピング・システム）と呼ばれる、分岐した並列世界をマップにして視覚的にわかりやすくし、探索を助けるためのシステムである。PC-98版（18禁）、セガサターン版（推奨年齢18歳以上）、Windows版（18禁）がある。

浅田誠氏インタビュー抜粋（：ファミ通）

●グラフィックや音声を一新し、フルリメイクされた『YU-NO』

――先ほど“フルリメイク”とおっしゃられましたが、『YU-NO』には“A.D.M.S”という、ある意味完成されたシステムがあります。お話しできる範囲で“フルリメイク”の方向性について教えてください。
浅田　自分もPC版を改めてプレイしたのですが、当時のゲームシステムのままですと、いまのユーザーさんにはちょっときびしいかな、と。それで、どういうふうに簡略化したらプレイしやすいかを考えているところです。

――“NEW A.D.M.S”ですか？（笑）
浅田　当時はシステムとして革新的でしたが、若干わかりづらい部分もありました。そこをどのように補完してあげようかと考えています。シナリオを深く知っていただくためにも、話の流れをうまくつなげられればと思っています。もちろん、根本的なシステムをなくすということはありません。

――ストーリーは同じで、ゲームシステムなどに若干手が加えられる、と？
浅田　ストーリーは基本的には変更しませんが、20年ほど前の作品なので、倫理的な面で表現を変更しないといけない部分もあります。また、時代背景や不自然な語尾などでも修正の必要がありますが、基本的に9割5分以上、シナリオはいじらない方向です。

――今回、エルフさんが監修するというわけではないのですね？
浅田　そうですね。それに、『YU-NO』に思い入れのあるスタッフのみが集まっている感じなので、問題ないと思います。

――ほかに気になるといえば、もともとはいわゆる“エロゲー”ですし、セガサターン版も18歳以上推奨でした。レーティングというか、表現面はどうなるのですか？
浅田　シナリオを読み直して、この表現は現在はいいのか、ダメなのかを判断し、問題がある部分のみ修正しています。無理矢理“全年齢対象”にするということは考えていません。自分自身が菅野さんのファンですから、変にいじって菅野作品のよさを消すことは望んでいません。ある程度、当時の雰囲気のまま行きたいと思っています。ただレーティングによって、若干マイルドになるという可能性はあります。

――音声はどうされるのですか？
浅田　フルボイスで入れる予定です。セガサターン版では音声がありましたが、中途半端にキャストを変えるのではなく、新しくキャスティングを行っている最中です。とにかくシナリオの量が多いので、フルボイスにするにはどのくらいかかるのかな……と（笑）。個人的に“ひとりふた役”を演じさせるのがイヤなので、キャラクターひとりひとりに演者さんをつける形にしたいのです。

――今後の新情報を公開する予定は？
浅田　今回を皮切りに、定期的に何らかの新しい情報が出せるのではないかと思っています。

――とすると、発売されるのは、2015年の終わりくらい……？
浅田　制作自体はプログラムなど、いろいろと進めていますので、それよりは少し早く出せるといいな、と（笑）。